2006.06.24 (Sat)
日本の出生率低下はセックスをしないことが原因
[The Japan Times Online]政府ならびに定年を迎える団塊の世代が嘆いているかもしれない出生率の低下。 これは景気の低迷ならびに出産や子育てにかかる費用の負担が原因だとはよくいわれることですが、実際問題としてセックスの回数が減ってきていることが原因だとされる調査結果が出ています。
この調査結果を掲げたのは、JFPA(日本家族計画協会)、通称ジャフパの北村邦夫常務理事。 同氏によると、JFPAの近年の調査で16歳から49歳までの936名を対象にアンケートを行ったところ、「特別な理由がなく」 一ヶ月以上セックスをしていない人の数が31%にのぼることが判明。
これは、昨年アメリカのデュレックス・コンドーム社で行われた調査とも一致し、ベッドルームではとたんに元気がなくなる日本人をよく象徴しています。 ちなみにこの調査では、一人あたり年間を通じてセックスした回数が、世界平均103回であるのに対し、日本は最下位の45回。 それもブービーのシンガポールにさえ、28回も差をつけられているのです。
「世界の人々と比べて日本人はあまりにセックスの回数が少ない」 と述べる北村氏は、出産補助や福利厚生も大事だが、セックスレスという問題の解決をはかることもそれ以上に大事な問題としています。
しかしながら、このセックスレスという造語にあらわされるような回数の少なさはどこに問題があるのか、専門家の間でもまだわかってはいません。
北村氏は、セックスレスに陥っているカップルを面接調査して、こんな見解を述べています。
「日中のストレスの多さから、夜まで体力を維持できないということでしょう。 仲はわるくないのにセックスレスだというカップルがたくさんいますよ。 お互いコミュニケーションの不足というのも一因をなしているのかもしれません」。
また調査では普段でもあまりセックスを行わないカップルのうち、44%の人は、セックスを 「面倒なもの」 と認識していることがわかりました。
「日本では避妊にはコンドームが一般的です。 コンドームを使用するということは、カップルの間のセックスの主導権が男性側にあるということですね。 いっぽう、女性は仕事をもち家庭も守らなければなりません。 主導権がいつも男性側にあるということから、女性は自分から仕掛けるほどセックスには夢中になれないのでしょう」 と北村氏は述べています。
また、セックスを定期的に行わない男性は、精子の生産能力が下がります。
先月行われた聖マリアンナ医科大学による調査では、20-44歳の日本人男性は欧州諸国に比べて精子の数が少ないことが明らかにされました。 つまりは日本人男性の精子の数を100とすると、フィンランド人男性が147、イギリス人男性が128、フランス人男性が104という結果なのだそうです。 これは、ダイオキシンやオゾンなどの環境汚染や抑制、ストレスなどが原因とされているようです。
「子供を産み育てるということは、セックスを含め男女お互いの協力なしにはできません。 そしてとどのつまり、セックスは本能に基づくものなのですからお互いにそれをうまく引き出してやることも大事です」。 北村氏は述べています。
世界各国セックス白書
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