2006.05.10 (Wed)

チベットの氷河が年7%の溶解

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地球温暖化の影響はなにも北極南極ばかりとはかぎりません。 お隣中国ではチベットの氷河が溶け始めたことで、砂漠がひろがり、砂嵐が増えているそうです。

新華社の伝えるところによると、中国青海省からチベット自治区にかけての山岳地帯の氷河が毎年、7.0%という大きな割合で溶解しているそうです。 また40年間にわたって収集されたデータをもとにした分析では、世界の屋根として知られるチベット高原の氷河もかなりの速度で縮小されつつあることが判明。 結果的にこれらは干ばつを引き起こし、砂漠をひろげて、このところ北京など中国北部で頻発している砂嵐の原因となっているそうなんですね。

たとえば4月17日に北京を襲った大規模な砂嵐は、概算で336,000トンの砂の雨を降らしたそうで、これはともすれば都市機能をマヒさせかねないレベルだったそうです。
また、この7月に竣工予定で、世界で最も高地を通る鉄道の青蔵鉄道――最高地点である唐古拉(タングラ)山峠の海抜は5,072メートル、全長1,142キロメートルのうち960キロが海抜4千メートル以上の高地にあり、平均海抜は4,500メートル――の運転にも影響が出ることと予想されています。 これは軌道が永久凍土の上に設けられているからで、もし凍土が溶け始めるようなことがあれば、鉄道自体成り立たなくなってしまうからだそうです。

そういえば、今年は日本でもかなりの黄砂。 まるでひたひたと人類に対する地球のリベンジが始まっているかのよう。

テーマ : 海外こぼれ話 - ジャンル : ニュース

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