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2006.04.14 (Fri)

「獅面人」 の手術

click!先の 「中国の獅面人」 ですが、病院内で手術の模様が全行程生放送されたそうです。 また記者団に対しては神経外科副主任の伝相平氏による解説付き。
中国のマスメディアも大々的に伝えているようですので 「HEAVEN」 でも、ちょっとその様子を訳してみますね。

まず楊会民さんの腫瘍のそもそものきっかけですが、これは彼が幼時に額、左目の上の部分に小さな疱瘡状のものが出来たのが始まりで、これが自然に治ると思いきや次第に成長し、やがては顔半分を覆うようになってしまったんですね。 このため楊さんは8歳から28歳の今日まで河南省安陽市の両親の家で、ずっと外に出ることもなく生活を送っていたそうです。
今回手術を行ったことについては、詳細はわからないのですが、中国各地から 180,000元(約266万円)の寄付金が集まったということもあるのでしょう。 手術費用は今回だけでも 200,000元以上掛かったそうです。 手術時間は、朝の8時10分から夜中の1時過ぎまで、のべ18時間にも及びました。 術後いちばん危惧される感染症について、現在経過を見守っているところですが、手術前0.1ほどあった左目の視力は失われてしまったそうです。
楊さんは術後は妻を娶りたい希望を告げ、これから長期にわたる入院生活に入る楊さんのために鶏卵を抱えてきたご両親は、とりあえずの手術の成功にほっと胸を撫で下ろしている模様です。

■ 手術前
早朝7時50分、ストレッチャーに載せられた楊さんが手術室へと運び込まれます。 途中母親と言葉を交わすもその表情は笑顔、逆に母親を慰めるほどしっかりした楊さん。
手術は二段階に分け、最初の頭蓋の修復は304病院神経外科主任の李安民教授が、次に行われる顎から顔にかけての修復は同顧暁明教授が執刀することが説明されました。 また頭蓋の修復については二案が示され、頭蓋がごく柔らかい場合にはチタン合金製の頭蓋と交換、骨部が良性で充分な硬さがあれば、整形による修復を行うことが確認されました。
8時10分に全身麻酔がかけられ、9時10分から執刀がはじまることが告げられます。

■ 第一段階
まずは、手術中の大量出血を防ぐために楊さんの左頸動脈をいつでも結紮できるよう準備。
9時27分より腫瘍部にメスを入れ、皮下脂肪を取り除き始めました。 ここで頭蓋を調べたところ、骨部が良性で硬さも伴っていたために合金製の代替頭蓋を用いる案は却下。 しかしあたらな問題も見つかったのです。 それは変形して厚みを増した頭蓋の整形。 なまじ硬いばかりに今度は起伏の激しい変形頭蓋を整復するのに多大な時間を要します。
方法としては頭蓋に微細な穴を隙間無く穿ち、脆くしたうえで電動鋸でこれをひと塊ずつ壊していくといったやり方で、修復が終わったのが17時20分。 ここまでは成功とアナウンスされました。

■ 第二段階
執刀医が変わっただけで、休む間もなく顎から顔にかけての修復がはじまります。 これは顔の左右のバランスをも考慮しなければなりませんから非常に精度の高い手術となりました。
18時30分までに顎の骨の修復を終えると、眼窩を削って突出眼球を収め、鼻部に移ったのが20時50分。 腫瘍の影響が著しい鼻は、いったん軟骨部分を残して全て切除してから、正常な右額の皮膚で軟骨を覆うといった方法がとられました。
すべての縫合を終えたのは日付が変わって午前2時。 楊さんの頭から獲られた脂肪や骨は2斤(約1.2kg)にのぼったそうです。

テーマ : 海外こぼれ話 - ジャンル : ニュース

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