2006.02.25 (Sat)
ドアの音がうるさいと隣人を殺害
逮捕されたのは、ヴィトー・ロイアコーノ(45歳)で、当局の調べによると、殺害の動機はきわめて些細なこと、その夜隣に住むベティ・シェパードさんが玄関のドアをバタンと閉じ、その音で男性が眠りを妨げられたという至極単純なことだったといいます。
シェパードさんの友人、マリア・フォークスさんによると、その日の早朝、ロイアコーノがシェパードさん宅から出ていったことを告げる匿名の電話があり、不審に思って彼女の家を訪れたところ、玄関が開いていて浴室に血まみれで倒れているシェパードさんの死体があったそう。
また別の目撃証言によると、ロイアコーノが建物の裏に大きなビニール袋を運んでいる姿が見られたそうで、警察がこの袋を調べると、中から刃物と血のついた服が見つかったそうです。
「彼女がいったい何をしたっていうの、誰とでも仲良くやっていた筈よ」 と泣き崩れる親友のマリア・フォークスさん。 リンク先の動画を見ますと、シェパードさん宅もロイアコーノの自宅も平屋で、どちらにも家族はいないようですし、匿名の電話というものが却って二人の日常の不和を示しているかのよう。 思いを抱いて相手にされなかった男の恨みが殺意に変わり、といった図式がみえてきそう。