2009.11.26 (Thu)
歴史的な時計台の下で、まっ昼間にセックスしていたカップル―豪

―The Sun―
オーストラリアのメディアは、シドニー大学に近いユニロッジホテルの上にある歴史的にも由緒ある時計台で、まっ昼間にセックスしていたカップルを捜しています。

時計台のある一角は近くにあるブロードウェー・ショッピングセンターから丸見えで、気づいた人々が足を止め、指をさして笑いましたが、カップルは動じる様子もなかったということです。
時計台は1904年、旧グレイスブラザーズデパートの上に設えられたもので、現在、下はユニロッジホテルとなりましたが、歴史的なアイコンのひとつだということです。
現在、オーストラリアのメディアは、このカップルを捜しています。
2009.11.25 (Wed)
アシッドアタック―酸を浴びせられた女性たち―パキスタン
我々は通常、テロリズムを政治的なものとみなします。
しかし、それはときに個人的な目的のために用いられます。パキスタンにおいて女性の顔に酸を投げ、損なったのは反政府ゲリラの仕業ではありません。被害者女性に結婚を断られた若い男がやったことでした。
ニューヨークタイムズ紙のコラムニスト、ニコラス・クリストフは、アシッドアタック―酸による攻撃を取材するため、昨年パキスタンに渡りました。彼はそのときのエッセイでこう記しています。
「このようなアシッドアタックを調べるうちにわかったのは、アフガンからカンボジアにかけてのアジア地域では、女性を脅迫し、隷属させるためのに行われる一般的な手段だということです。男性が攻撃目標とされることはありません。この地域では女性が通常、重要視されることもないため、加害者の起訴に至ることも滅多にありません。また、酸の販売に対しても規制はかけられていません。テロ行為とされるべきものが、この地域では表だつこともなく、バックグラウンドノイズとして埋もれていくのです…。
バングラデシュではこうした事件を防ぐために、酸の購入について規制をかけました。しかし一方で、アジアにおいては人間の顔を損壊できる硫酸や塩酸を店で買うことは簡単なのです。
アシッドアタック、そして妻に対する攻撃はアジアの一部地域ではけして珍しいことではなく、声なき者、声を上げることのできない者、つまりは貧しい女性たちが犠牲となるのです。
こうした事例を打開するための最初の一歩は、女性たちの声を拾うことでした。パキスタンの活動家たちはPWA(Progressive Women’s Association)を設立。イスラマバードにおいて、アシッドアタックを受けた、もしくは故意に火傷を負わされた女性の記録集めた結果、1994年以降で7,800もの事例の報告があったといいます。これら数多くの事例のうち、訴えが認められて有罪となったのはわずかに2%に過ぎません。 (以下、元記事では米国のアフガニスタン政策への批評となるので割愛)
※追記には人によってはショッキングな画像があります。心してご覧下さい。
2009.11.24 (Tue)
高校生の男子から顔に唾を吐きかけてもらってお小遣いをあげていた39歳の男―カリフォルニア州

高校生の男子から顔に唾を吐きかけてもらってお小遣いをあげていた39歳の男が逮捕されました。
この男は米カリフォルニア州郊外、サウザンドオークスに住むチャールズ・ハーセル(39歳)で、調べによると、ハーセルはMySpaceを通じ、ウエストレイクハイスクールに通う男子生徒に自分の顔に唾を吐きかけてくれたらお金を払うなどと呼びかけていました。
生徒たちの間ではすぐにこのことが広まり、実際にハーセルに会った生徒によると、彼は唾のほかに尿をかけてくれるようにも頼んでいたといいます。
ハーセルはウエストレイクプロムナードでおとり捜査に引っかかり、逮捕されました。彼はそこで唾を吐きかけた男子生徒に対し、31ドルを支払っていました。
2009.11.24 (Tue)
夫から鼻と耳を削がれた新婚3ヶ月の妻―アフガニスタン
RAWA(Revolutionary Association of the Women of Afghanistan―アフガニスタン女性革命協会)News、2007年12月26日の記事から。
アフガニスタン南部、ザーボル州カラートにある病院関係者によると、新婚3ヶ月の女性が夫から鼻と耳を削がれたうえに、歯を折られ、髪を剃られるなどの暴行をうけて入院したということです。
被害者は16歳のナジアという名の女性で、3ヶ月前に親の言いつけで40代のムムタズという男と結婚させられました。
パキスタンで結婚したナジアですが、間もなくムムタズの家のある、アフガニスタンのカラートに連れて行かれます。ムムタズの親戚の話では、彼は1年前に妻が亡くなるまで夫婦でそこに住んでいたということでした。
ナジアを連れてカラートにもどったムムタズには職がなく、いつも不平ばかり言い、半月もすると理由もないのにナジアを殴るようになりました。
ある日のことです。ナジアは姻戚が集うパーティーに出たいとムムタズに申し出ました。止める理由もないムムタズは午後には帰るようにとナジアに言いわたしました。
言いつけを守って早い時間に帰宅したナジアですが、ムムタズはやはり怒っていました。そして「二度と外出しようなんて思うなよ、今度外に出たらおまえを殺す」と言ってナジアを叩きました。ムムタズはまた、自分の兄弟や甥にも「おれのいない時に家に出入りするなよ」といって脅したそうです。
ムムタズは日増しにナジアを疑うようになりました。自分が家にいない間、見知らぬ男が家に訪れていると妄想するムムタズはナジアを棒で打ち、気絶したところで髪を剃り、足に熱湯をかけるなどの暴行を続けます。ムムタズはナジアを打ちながらこう言いました。「悪いのはおまえら女どもだ。おまえらは女どもはいつだって男を裏切ってばっかじゃねえか」
ナジアは手を縛られ、石で歯を折られました。どんなに泣いてどんなに弁解したところでムムタズは耳を貸しません。火傷した足でうまく歩けないときでも、痛いふりなんかして誤魔化すなと叱りつけます。
家に来客はなく、ナジアは誰にも自分の苦しみを話せずにいました。家族はパキスタンにいるのです。
ある日、立ち上がることもできなかったナジアは夕食を作れませんでした。帰ってきて食べるものがなにもないと知ったムムタズは激怒しました。その晩のできごとをナジアはこう語ります。
「彼は私を叩きはじめました。そして布で手を縛りました。左耳にすごい痛みを感じると血が頬を伝って床に落ちました。『殺される』そう思った私は思わず叫んでいました。次の瞬間、右の耳にも同じ痛みが走りました。叫びが弱まるとともに口のなかに血と涙のまざったものが伝ってきました。
ナイフで鼻を切り落とされた時の痛みはそれまで味わったこともないものでした。彼がそれからどこに行ってしまったのかは私にはわかりません」



2009.11.21 (Sat)
30年間で少なくとも60人以上を殺害、遺体から抽出した脂肪を化粧品メーカーに売りさばいていた一味―ペルー

―news corporation―
30年間で少なくとも60人以上を殺害、遺体から抽出した脂肪を化粧品メーカーに売りさばいていたペルーのギャング一味が警察に逮捕されました。
今回捕まったのは男3名に女1名の4人で、当局では一味と接触し、ヨーロッパで化粧品の原料とするため、リッターあたり15,000ドルで脂肪を買っていたたイタリア人2人の行方を追っています。
警察の話によると、一味はこれまでアマゾンの密林にある廃墟で犠牲者を殺害、喉を切りひらいた後に、胴体と手足を「S」字型のフックに引っかけ、火を灯した蝋燭で炙り、脂肪を抽出していました。
脂肪は首を切断された胴体の胸部から染みだしたものを容器にとり、別の容器にまとめていたということです。
これまでのところ、警察では1人の犠牲者の遺体を見つけたといいます。しかし捕らえられた容疑者の1人、Hilario Cudena(56歳)は、20年間この仕事に携わっていたと言い、被害者も複数であると述べています。
事件は今月初め、リマに向かうバスの中から17リットル分(255,000ドル相当)の脂肪が見つかったことから、ペルー警察では調査を進めていました。
専門家の中にはこうした人体由来の脂肪の大がかりな市場があることを示唆する者もいますが、ペルー医科大学の総長、フリオ・カストロ氏によると、毎日のように患者から脂肪吸引をおこなく形成外科医はその脂肪を売買せず、一味のような方法で抽出した脂肪は不純物が多すぎて使いものにはならないだろうと述べています。
容疑者は現在まで5人を殺害したことを認めたといわれ、その多くは農民でした。また、脂肪を抽出した犠牲者の遺体ですが、内臓などはすべて投棄され、臓器売買はおこなっていなかったもようです。